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魔法使いの使命-賢者 ソル・マギカとの遭遇ー

http://heltmagna.blogspot.com/2018/01/blog-post.html ↑ このSSの続き。この先の重要人物との初めての出会いの話。 彗子「うーん、多分このあたりのハズなんだけどねぇ」 美枝子の体を元に戻すために、戻す方法が書かれている本を探す 彗子。自分の娘が魔力の暴走で体型も皮膚の表面も変質してしまったため必死に元に戻るための方法を探していたが部屋に置いてある本はどれも分厚い上に数も無数で彗子 は悪戦苦闘していた。 彗子「 美枝子、体の方は今のところ大丈夫?」 美枝子「う、うん大丈夫。少し締め付けられてるような感じはするけど・・・」 体を覆ったピンクのラバー素材は薄っすらではあったが動き、 美枝子の体を僅かにしめ続けていた。胸元のブローチからはそれまで感じていた意思や魔力が無くなっていたが体を覆うラバー素材からはかすかな魔力がにじみ出ており 美枝子は不安で不快な表情をして床に座り込んでいた。 彗子「あ、魔力の解除の方法が書かれているけど・・・ダメよ!こんなのは生身の人間相手の方法じゃない!!」 魔力の解除の方法がようやく書かれた本を見つけた彗子ではあったが、その方法は 美枝子の命を危ぶむかもしれないレベルの黒魔術であり、そんな真似は自分の娘を守ると決意してきた 彗子にとって最も認めるわけにはいかないものであった。 部屋の奥にも古びた本がびっしりと置いてある本棚があったが、まるで掃除や手入れもしていなかったためか埃だらけになっておりその埃を払いながらも本を探す彗子。 彗子「ここから先は私が見たことも読んだこともない本ばかりね。何とか解除の方法が載ってる本があればいいけど・・・」 そのころ、床に座って待っていた 美枝子は 美枝子「・・・私、どうなっちゃうんだろう?あれ、誰か来た」 ふと振り向くと、階段を降りてくる小さな人影が見えた 美枝子。 その小さな人影は小声でも強気な感じの声でこちらに話しかけてきた。 ???「何だい騒々しいねぇ。一体こんな時間に誰だい?」 彗子「あ、ハルエさん?すみません、こんな時間にやってきちゃいまして・・・」 美枝子「(えっ?ママはこの人の事を知ってるの?)」 心の中で 美枝子は、今やってきたこの見知らぬ白髪でメガネをかけた老婆