ステラマギカ 現れた前兆-垣間見える過去-
いつもどおりのステラマギカとしての活動を終え、就寝をしようとした美枝子。
美枝子「ふぅ・・・今日もご苦労様ブローチさん。いつもありがとう」
いつも変身をさせてくれるブローチに感謝の言葉を言う美枝子。変身後寝る前はいつもこうやってブローチに呼び掛けて、それから静かに歯を磨いて顔を洗って就寝につくのが日課である。
洗面台でいつものように顔を洗う美枝子。ふと鏡で自分の姿を見る。
自分の髪や目の異変に気付いたのはその時であった。
美枝子の髪は黒髪で目の色はブラウンである。
だが・・・
美枝子「あ、あれ・・・?髪が半分金髪になってる・・・目も・・・翠色・・・」
そこにはボブカットの髪のままではあるが、髪の左半分が金髪になり、左目も翠色な自分のすがたがあった。
美枝子「なんで、こんな・・・あ、元に戻った」
一瞬の出来事であり、目の錯覚か気のせいだと思いそのまま就寝につく美枝子。
その夜今までに見たことのない夢を見た美枝子。
そこにはフードを被った誰かに連れられ急いで何者からか逃げように走る光景が見えた。そして、そこから見える建物や景色は今の日本のものではなく今から数百年前のヨーロッパといったところであった。声が聞こえるのだが外国のきいたことのないような言葉が飛び交いいったい何をしゃべっているのか全く分からない。だが、物凄い叫びと怒号が次々と聞こえ何かとんでもない事態であることが理解できた。
どこかの建物の陰に隠れるように身を隠し、息をこらえるようにじっと追っ手がいなくなるのを待つフードの人間。その口元は鬼気迫るように口を激しくつむり歯を食いしばっているようであった。
追っ手がいなくなりフードを被った人間は安どの表情を見せる。そしてその人がフードをとるとそこには・・・
美枝子「あ、あれはまさか・・・?」
そこにはステラマギカと同じ顔立ちと髪型の金髪の女性の顔があった。髪は結んではいないもののその髪の色合いや目の色と顔立ちは美枝子が幾度も変身してきたステラマギカそのものであった。
その顔を見た瞬間美枝子は目を覚ました。
美枝子「うーん・・・変な夢だったなぁ・・・頭も少し重い気がする・・・」
まだ起きたばかりで寝ぼけた感じのいなめない美枝子。
ふとよく見ると何か見慣れないものが落ちてることに気づく。寝ぼけたままそれをとる美枝子。
美枝子「なにこれ・・・?金髪・・・?」
よく見ると布団の枕元には何本か見慣れない金髪が落ちていた。
突然の出来事に不安を覚える美枝子。ふと昨日の出来事を思い出す。
美枝子「これ、私の髪?でも変身は解除したあとだったし、こんなのが落ちてるわけがないはず。一体何なのコレ・・・?」
突然の出来事に戸惑う美枝子。そしてこれが美枝子とステラマギカの運命を大きく左右する出来事になることをこの時の美枝子はまだ知るよしもなかった。
美枝子「ふぅ・・・今日もご苦労様ブローチさん。いつもありがとう」
いつも変身をさせてくれるブローチに感謝の言葉を言う美枝子。変身後寝る前はいつもこうやってブローチに呼び掛けて、それから静かに歯を磨いて顔を洗って就寝につくのが日課である。
洗面台でいつものように顔を洗う美枝子。ふと鏡で自分の姿を見る。
自分の髪や目の異変に気付いたのはその時であった。
美枝子の髪は黒髪で目の色はブラウンである。
だが・・・
美枝子「あ、あれ・・・?髪が半分金髪になってる・・・目も・・・翠色・・・」
そこにはボブカットの髪のままではあるが、髪の左半分が金髪になり、左目も翠色な自分のすがたがあった。
美枝子「なんで、こんな・・・あ、元に戻った」
一瞬の出来事であり、目の錯覚か気のせいだと思いそのまま就寝につく美枝子。
その夜今までに見たことのない夢を見た美枝子。
そこにはフードを被った誰かに連れられ急いで何者からか逃げように走る光景が見えた。そして、そこから見える建物や景色は今の日本のものではなく今から数百年前のヨーロッパといったところであった。声が聞こえるのだが外国のきいたことのないような言葉が飛び交いいったい何をしゃべっているのか全く分からない。だが、物凄い叫びと怒号が次々と聞こえ何かとんでもない事態であることが理解できた。
どこかの建物の陰に隠れるように身を隠し、息をこらえるようにじっと追っ手がいなくなるのを待つフードの人間。その口元は鬼気迫るように口を激しくつむり歯を食いしばっているようであった。
追っ手がいなくなりフードを被った人間は安どの表情を見せる。そしてその人がフードをとるとそこには・・・
美枝子「あ、あれはまさか・・・?」
そこにはステラマギカと同じ顔立ちと髪型の金髪の女性の顔があった。髪は結んではいないもののその髪の色合いや目の色と顔立ちは美枝子が幾度も変身してきたステラマギカそのものであった。
その顔を見た瞬間美枝子は目を覚ました。
美枝子「うーん・・・変な夢だったなぁ・・・頭も少し重い気がする・・・」
まだ起きたばかりで寝ぼけた感じのいなめない美枝子。
ふとよく見ると何か見慣れないものが落ちてることに気づく。寝ぼけたままそれをとる美枝子。
美枝子「なにこれ・・・?金髪・・・?」
よく見ると布団の枕元には何本か見慣れない金髪が落ちていた。
突然の出来事に不安を覚える美枝子。ふと昨日の出来事を思い出す。
美枝子「これ、私の髪?でも変身は解除したあとだったし、こんなのが落ちてるわけがないはず。一体何なのコレ・・・?」
突然の出来事に戸惑う美枝子。そしてこれが美枝子とステラマギカの運命を大きく左右する出来事になることをこの時の美枝子はまだ知るよしもなかった。
神風怪盗ジャンヌで、まろんちゃんがジャンヌ・ダルクのいる世界にトリップする時の話を思い出しました。美枝子ちゃんの先祖は、なんとなく魔女狩り時代のヨーロッパ人という簡単なものじゃなく、異世界からの転移者なのかもしれないと思ってみたり。
返信削除なるほど・・・異世界からの転移者設定だといろいろと今後の展開でいろいろとやれそうですな・・・Cometa Magicaとして活躍していた彗子さんの目的が、地上の人間には確認できない異世界からの脅威に立ち向かうことだったとかそういうので、ステラマギカちゃんの最終目的も異世界と地上の扉(ワームホールとかヨグトソース的なもの)を閉じて人知れず地上の平穏を保つとかそういう感じでいいかもしれません。
返信削除そうなんですよ。異世界の転移者が魔女狩り時代のヨーロッパに紛れ込んで処刑されていた前史があって、その後異世界と現世の関係正常化に関わっていた異世界の術者の末裔が彗子母さんであり美枝子ちゃんなんですよ。
返信削除なるほどなるほど。ってことはその異世界の人間の血族ゆえに美枝子ちゃんの体に異変が起きる・・・って感じですかねぇ。
削除こういう絵があったので1つ。
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=64930338
↑
「ボブカットの髪のままではあるが、髪の左半分が金髪になり、左目も青い自分のすがたがあった。っていうのはこういう感じだと思いますかね?
いいなあ。中途半端なイレギュラー変身とかそそられちゃう質なので、
削除半分ステラマギカに取り込まれてるような姿はある種魅力的というか、
物質的なリョナがダメな分、こういう感じのサイコホラーっぽいピンチのほうが好きです。
自分がこういう形のイレギュラー変身に巻き込まれたら怖いし苦しいと思うんですけど……
(自分が変身少女になりたいという欲求から始まった妄想なので、自分で許容できない仕打ちは美枝子ちゃんにもさせたくないので。)
それでですね、
異世界人のDNAの特質が、女性にのみ現れて、
しかも世代ごとに確実に現れるわけでもなく、
何世代に1回ぐらいにだけ現れる。
(だから歴代ずっと魔法少女になるわけでもない)
美枝子ちゃんはそのDNAに加え、
魂の方も伝説の魔法少女「ステラマギカ」の意識が転生して、
美枝子ちゃんの身体に宿ってしまったため、
数百年の一度の強力な能力者となってしまった。
そのため、ステラマギカの意識が覚醒すると、
美枝子ちゃんとの存在の線引が曖昧になって、
しばしばイレギュラーな変身が起こるようになっていくのだと思います。
おそらく、眠って夢を見ている間にステラマギカに変身して、
目が覚めるとともに美枝子ちゃんに戻ってるんじゃないかと思うんです。
美枝子ちゃんもそれを心の奥底で疑っているから怖いんじゃないかと思うんです。
なるほどなるほど、例えば
削除美枝子「ねえ大沢くん」
優二「どうしたの?・・・!?(振り向いた先の美枝子の異変に気付く)」
そこには髪を左側だけ金髪、目が左目だけ翠色になりまるで何かに操られているような雰囲気の美枝子がいた。そして美枝子は優二に尋ねる。
美枝子「ねえ、大沢くんは私とステラマギカならどっちが好きなの?」
そして、一瞬で元の髪と目に戻る美枝子。
美枝子「あれ?私・・・どうしてたんだっけ・・・」
こういう感じの展開もありそうですね。
あとは伝説の魔法少女「ステラマギカ」の存在が気になります。一体どういう服装なのか・・・古典的な魔女な服装なのか、いつも変身しているあのステラマギカの服装なのか。
あと、寝ている間に髪の毛だけが伸びたり、髪型が変わらないのに髪の色がすべて金髪に変わったり、体系や髪型は変わらないけどステラマギカのドレス姿に変身していたりとかってのはあるかと思いますわ。